そもそも、なんで私は服が好きになったんだ?
と、よく考えることがありました。
こういう場合、幼い頃の記憶を辿ってみると良いと聞きますが、残念なくらいに幼い頃の記憶がほとんどありません…私。
ですが、かすかな記憶の中で幼心に強く好きだと思っていたことが一つありました。
「魔女っ娘アニメ」です。
私のもっとも古い記憶の中で、大好きだった作品は「花の子ルンルン」でした。
当時5歳くらいです。主題歌はいまでも歌えます。
魔法のアイテム「花の鍵」も持っていました。
主人公のルンルンは、七色の花を探すために世界各国をめぐり、トラブルに巻き込まれると「花の鍵」を使って変身して、トラブルを解決します。
そして、お話の最後に花言葉を教えてくれるのです。
各話の内容は覚えていないものの、変身したルンルンは勇敢で、苦難を乗り越えていき、最後に七色の花を見つけるのです。
おそらく当時の私は変身することに憧れていたのだと思います。
次に記憶の中にある作品が「魔法のプリンセス ミンキーモモ」です。
ルンルン同様、変身して大変なことを解決してくれます。
ですが、この作品も各話のストーリー展開はあまり覚えてなません。
ただ、魔法で大人になり、さまざまな問題を解決しちゃうことと、変身シーンは記憶にあります。
ストーリーを全く覚えてな過ぎるので、数年前にあらすじを検索してみたんです。そしたら、このアニメはいろいろといわく付きの作品だと書かれているじゃないですか。
「え!そんなにヤバい作品だった?」と驚きました。
だから、あらためて全話観直したいんですよね。大人になって見返してたら、どう感じるのだろうか……。
子どもの頃に観ていて、最近観返した作品でいうと「魔法の天使 クリィミーマミ」です。
この作品はいまでも根強いファンが多く、しかも昨年は放送40周年記念ということで、さまざまなグッズが発売されています。昨年末から今年にかけては、Youtubeで全話配信もされました。
もちろんその配信、全話観ました。
感想は「やっぱりマミちゃんイイわ!」しかありません(笑)。
最終回のラストコンサートなんか、全私が泣きましたw
この作品も魔法で大人に変身するわけですが、ひょんなことからアイドルになります。
魔法を使って窮地を乗り越えるという視点もあるのですが、上の2作品と違いクリィミーマミは、作品内の音楽とマミに変身したときのファッションが素晴らしいのです。
ちなみに、アニメといえば主題歌がフィーチャーされがちですが、個人的にはエンディングの「LOVEさりげなく」がおススメ。いまでも色あせない感じなのと、何よりこの曲のギターがのちのB’z松本さんってことです。アイドル曲らしからぬギターソロは必聴。
ちなみに「魔法の天使 クリィミーマミ」はHuluで全話配信していますので、よろしかったら見てくださいね。
あらためてまとめてみると、私の洋服好きになった原点はココにあります。
だって変身すると彼女たちは強くなれるんですから。
これは単なる変身願望とは違い、服装を変えることが力(パワー)になるというトコロに、子どもながらに惹かれたんだろうなと思います。
さて皆さんは子どもの頃、何に憧れましたか?