14歳

子どもの頃に好きだったものが、大人になっても影響しているなと感じたことはありませんか?
私が現在進行形で好きなものは、大体14歳ごろに出会ったものばかりです。

例えばファッションだと、ティーン向けファッション誌を読むようになりました。服も友人と一緒に街まで買い物に行きました。バスで1時間くらいかけて…
スタイリングはめちゃくちゃで、一点豪華主義的な感じはいまと変わらないかもしれません。
音楽はいまでも好きなC-C-Bはそれ以前からのファンで一番最初にハマったバンドですが、それ以外にVOWWOW、ZIGGY、X(現X japan)などの存在を知ったのも14~15歳ごろでした。

マンガや小説については年齢関係なく、母親の影響です。子どもの頃から本棚にあった母が所蔵していたマンガや小説をよく読んでおり、母の終活の際には私の最も好きな作品の一つ「はいからさんが通る」を譲りうけました。
母は推理小説が好きなので、いろいろな作家の作品がある中でも横溝正史には特に影響を受け、いまでも大正から昭和初期の世界観を描く作品に興味を惹かれます。

「14歳」の多感な時期に触れたものは、自分の原点になるのではないかと考えるようになったころ、ネットサーフィンをしていて、こんな言葉を見つけました。

「14歳の頃によく聴いた音楽が人生で一番心に残る」

元ネタはアメリカの大人気ドラマ「クリミナルマインド」の中に出てきたセリフです。
ドラマのセリフの割には、的を射た言葉だなと思います。
その後もSNSでたびたび「14歳の頃に好きだった音楽」をネタにした投稿を見ることがありますが、多くの人たちがそれに共感しているようなので、あながち間違えではないということのようです。

さて皆さんはいかがですか?
いまになって「どんな服を着たらいいかわからない」「どんな仕事をしたいかわからない」と迷って、悩んでいるようでしたら、14歳の頃を振り返ってみてはいかがでしょう。
自分の原点を見つけることができるかもしれません。
信じるか信じないかはあなた次第です。