【執筆】月刊「ファッション販売」15年7月号

■秋冬の売れるトレンド

[第1部] コレクションから見る「変化のキーワード」
◇2015~16年秋冬コレクショントレンド
東京コレクション 〈苫米地香織〉

■ロープレ大会で勝ち抜く技術

◇まだまだ広がる!? 全国主要コンテスト一覧
◇日本ショッピングセンター協会 全国大会大賞
ビームスハウス丸の内
◇池袋パルコ 最優秀賞
シップスパルコ池袋店
◇TSIホールディングスグループ プラチナ賞
ナノ・ユニバース新宿店

■[ブランド研究] ドロシーズの疾走

業界苦戦でも前年比130%の秘密
◇[Interview]
・鍋谷勝文 アイビーエフ・エム専務取締役
・江間 典 ディレクター
・大上心也 MD責任者
・ドロシーズ ルミネ2新宿店

■新店・新SCダイジェスト

・モンキータイム原宿店(東京・原宿)

コレクションのまとめからロープレまで、幅広く書かせていただきました。

今回のコレクション、私的には良かったように感じました。
前回がとっ散らかった感じで、何を打ち出したいのか、それとも「ノームコア流行ってるみたいだし、ベーシックで良いんじゃない?」的な雰囲気があって、面白くないなぁと感じていました。
その反動なのか、今回はどのブランドも何か“らしさ”を打ち出そうと言う気持ちを感じ取れるコレクションだったと思いました。

一方、ロープレですが…
数年前にもロープレ実施企業一覧表を作成したんですが、その時は1ページだったのが、今回は見開きです。
本当に色んな企業で取り入れています。
特集タイトルは「ロープレ大会で勝ち抜く技術」となっていますが、ロープレはコンテストに勝つためにやるモノではなく、接客力向上が最終目的です。コンテストで観てもらうことで、自分のレベルを確認するくらいの感覚が良いのではないのかな?と私は思います。
ロープレ取材をしていると、勝つことだけに縛られて、身動き取れなくなっていない?というスタッフさんをお見かけします。そうなっちゃ“本末転倒”です。主催する企業も、挑戦するスタッフもコンテストは指標と思って、取り組んで欲しいなぁと思います。